Intel® AMT 接続モード
Intel® AMT 接続モードを使用するには Windows 2000 以降の OS が必要です。
リモートコンピュータに接続する
リモートコンピュータが Intel® AMT を利用可能な状態に設定されている場合は、 Radmin ビューアで「IntelR AMT 接続モード」を使用してリモートコンピュータに接続できます。
Intel® AMT 接続モードでリモートコンピュータに接続するには: |
AMT 操作
Radmin ビューアは次の Intel® AMT 操作をサポートしています:<0}
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コールドリスタート
リモートコンピュータの On/Off ボタンを使用して、リモートコンピュータを再起動します。On/Off ボタンとはコンピュータの電源を入/切するためにコンピュータのケースに付いている物理ボタンのことです。AMT はまず、この On/Off ボタンを Off にするためのコマンドをリモートコンピュータに送信し、続いて On にするためのコマンドを送信します。
AMT コールドリスタート コマンドはリモートコンピュータの OS を無視して、リモートコンピュータの電子機器に直接コマンドを送信します。 したがってコンピュータの On/Off ボタンを押した場合と同様に、保存されていないデータはすべて失われますのでご注意ください。
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電源を入れる
リモートコンピュータの On/Off 電源ボタンを On にします。
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コールドターンオフ
リモートコンピュータの On/Off 電源ボタンを Off にします。
リモートコンピュータの OS が実行中にコマンドを実行すると、 「シャットダウン」 としては受信されず、保存されていないデータはすべて失われますのでご注意ください。(保存されていないデータが失われる理由については 「コールドリスタート」 の項をお読みください。)
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BIOS リモートコントロール
この AMT コマンドはリモートコンピュータを再起動して BIOS 設定画面を表示します。この操作を実行すると、ターミナルウィンドウにリモートコンピュータのブートシーケンスと BIOS 設定画面が表示されますので、起動中にリモートコンピュータにキーボードコマンドを送信することができます。
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スタートアップリモートコントロール
このコマンドを実行すると、リモートコンピュータを再起動して、ターミナルウィンドウにリモートコンピュータのブートシーケンスが表示されますので、起動中にリモートコンピュータにキーボードコマンドを送信することができます。
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ネットワークブート
この AMT コマンドを実行すると、リモートコンピュータを再起動しますが、その際、ローカルコンピュータ (リモートコンピュータへの接続に使用しているコンピュータ) の CD やフロッピードライブから、または ISO ファイルからリモートコンピュータを起動することができます。この操作を実行すると、ターミナルウィンドウにリモートコンピュータのブートシーケンスが表示されますので、起動中にリモートコンピュータにキーボードコマンドを送信することができます。
AMT セキュリティ
Radmin ビューアはリモートコンピュータへのアクセスをログイン名とパスワードで保護する 「スモールビジネス」 Intel® AMT セキュリティをサポートしてます。Intel® AMT 接続を使用する際、 Radmin ビューアは認証ウィンドウを表示します (図例)。
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このコマンドを使用するには、リモートコンピュータで Intel® AMT が正しく設定されている必要があります。
ターミナルウィンドウ
ターミナルウィンドウは、リモートコンピュータに 「BIOS リモートコントロール」、 「スタートアップリモートコントロール」 または 「ネットワークブート」 のいずれかの IntelR AMT 接続モードで接続した場合に表示されます。このウィンドウには、 BIOS 画面や OS の初期起動メニューを含む、リモートコンピュータのブートシーケンスにおけるすべてのテキスト情報が表示されます。この画面が表示されている間に、ローカルコンピュータのキーボードで何らかのキーを押せば、それはリモートコンピュータに送信されます。
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ターミナルウィンドウメニューには次のコマンドが用意されています。
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罫線素片を使う
この項目を選択すると、 ユニコードを使用した特殊文字が表示可能となり、 Radmin ビューアはそれら特殊文字を使用してリモートコンピュータの BIOS およびコンソールプログラムのユーザーインターフェイスを表示します。
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フォントを選択…
リモートコンピュータの画面をローカルコンピュータのモニタ上で表示するために使用するフォントを選択します。
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モード…
「VT100+」 モードでは、リモートコンピュータの画面は英文字のみを使用して表示されます。「VT100-UTF8」 モードでは、国際文字に対応してリモートコンピュータの画面を表示しますが、英文字と罫線素片が正しく表示されない場合があります。
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スペシャルキーエンコーディング
Radmin ビューアがリモートコンピュータにファンクションキー (F1 – F12 キー) を送信するために使用する方式を選択します。リモートコンピュータの製造元によって正しい方式は異なります。
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クリップボードに画面をコピー
リモートコンピュータの画面上でハイライトされている項目をローカルコンピュータのクリップボードにテキストとしてコピーします。
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クリップボードからテキストを貼り付け
ローカルコンピュータのクリップボード上のテキストを (キーボードでタイプするのと同様に) 文字列としてリモートコンピュータに送信します。
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コマンド
ターミナルウィンドウを閉じてパスワードを再入力することなく Intel® AMT コマンドを実行します。
ネットワークブート
この Intel(R) AMT 接続モードを使用してリモートコンピュータに接続すると、 「ネットワークブート」 ウィンドウが表示されます (図例)。
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ローカル CD またはフロッピードライブからブート
この項目を選択すると、ローカルコンピュータ (リモートコンピュータへの接続に使用しているコンピュータ) の指定したドライブに挿入されている CD-ROM またはフロッピーディスクからリモートコンピュータを起動することができます。
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ISO または IMG ファイルからブート
この項目を選択すると、指定した CD-ROM またはフロッピーの ISO ファイルからリモートコンピュータを起動することができます。